学校長ブログ

【3】 キカイ

設立14年の本校は、地元の松本市を中心に、つつましく教育活動を行ってきた。卒業生の多くは、地元を離れ、首都圏や関西圏に...。中には、「セカイ」に出ていく...。


これからの社会を予測すれば、地元だけでなく、どんな場所でも活躍できる行動力や能力が求められ、その力を伸ばすのも、学校教育の使命である...。


しかし、本校には、可能性があるものの、その「キカイ」が少なかった...。生徒自らが見つけ、掴み取ってきた成果をほめるだけだったかもしれない...。


「キカイ」をつかめる生徒には、より多くのチャンスが訪れ、「キカイ」が見えない生徒は、自分の可能性を知らないまま、学校生活を過ごすことになってしまう...。


可能性のある生徒にも、多くの「キカイ」を与えたい...。その一つが「マツモト三大Fes」である...。「心・技・体」がそろう者には、大きな可能性が訪れるという。学校生活でも、輝ける「キカイ」があった方が良い。


学校だけでなく、地域への還元を考え、本校の「学校行事」をFesとして、多くの方に、生徒たちの可能性を知っていただきたいという思いで、勝手ながら「マツモト三大Fes」を開催することにしている...。


6月の「体育祭」では、「身体」を鍛え、9月の「文化祭」では、「心」を磨き、2月の「学術祭」で「技」を競う...。得意な場面で、思う存分「自分の能力」を発揮してほしい...。


それが、きっと大きな「キカイ」につながるはずだ...。

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