【１】　ガッコウ

本校に、ご縁をいただき、12か月が過ぎようとしている。前任校で投稿していた「ブログ」の存在を知っている保護者の方がいらっしゃり、「ぜひ、本校でも...」という、ご希望をいただいてたが、なかなか時間が取れずに、今回まで来てしまった...。

着任以来、様々なことに改善を加え、多くの保護者の方から、感謝のお言葉やご要望などをいただき、着実に本校が「シンカ」している手ごたえを感じている...。

本校は、教育環境や進学実績などの「ハード」面は、とても恵まれているし、教職員や生徒たちの取組には、目を見張るものがある。その一方で、「ガッコウ」として大切にしなければならないことを、少し後回しにしている気がしている...。

生徒にとって、「ガッコウ」は、その時にしか感じられない「キラメキ」である。この「キラメキ」を大切にし、かけがえのない日々を送ることができる場所が「ガッコウ」であると感じている...。

今年は、「難関国公立に〇名が！」と、声高らかに叫んでも、予備校ではなく、「ガッコウ」だから、もっと大切にしなければならないことが、たくさんあるはずである...。

昨年は、「ガッコウ」として期待されていること、教育環境として大切にしなければならないこと、何よりも生徒や保護者、教職員のために「ガッコウ」を取り戻す時期であった...。

様々な環境が整った今年度は、開校以来の教育環境になりそうな気がしている...。