学校長ブログ

【2】 カワリモノ

本校の生徒は、主体的に活動する...。なんでも、自分たちで考えて、先生方へ交渉して、実現させていく...。学校行事を自分たちで作り上げていく、発想力やパワーは、新しい学校だからであろう...。


こんなにも活動的で、意欲的な生徒達ばかりであるが、一昨年までは、「できないこと」も多かったらしい...。話を聞くと、挑戦させてあげればいいことでも、少し慎重すぎる対応だったようだ...。


PST(保護者と生徒・教職員の会)が、主催で開催していた「スポーツイベント」...。生徒たちは、楽しく1日を過ごし、関係を深める機会のようであるが、もっと生徒の力を信じてあげればいい...。


秀峰祭(文化祭)でも、いわゆる「なぞルール」があり、理解に苦しむ場面にも遭遇した...。それでも、限られた期間と予算の中で、工夫する力は、スバらしいし、教育的にも意味のあることだと思う...。


しかし、開校以来14年が過ぎ、大きな社会変化を迎え、教育に対する意識も、期待値も変わっていく中で、いつまでも開校当初のままで、良いわけがなく、いつか、誰かが、変えてあげないと、生徒たちの貴重な学校生活が失われてしまうことになる...。


「セカイを変えるのは、ワカモノ・ヨソモノ・カワリモノである!」と聞いた日から、そんな機会があるのかな...と思っていたが、本校には、ワカモノもいるし、ヨソモノも来たので、カワリモノとして、学校行事を変えてみることにした...。


急に変えると、「文明の衝突」も起こるので、できると事から始めて、いよいよ今年度から、大きな1歩を踏み出すことにした...。ますは、「体育祭」から、生徒の力を信じてみることにする...。

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