【2学年】北陸探究研修 1日目
2学年は、2泊3日の北陸探究研修に出発しています。
1日目は、長野県松本市と岐阜県高山市を結ぶ安房トンネルを抜け、最初の目的地、飛騨高山へ。
「思い出体験館」に立ち寄り、3つのグループに分かれて制作体験を行いました。
映画「君の名は」にも登場した「組み紐」、オリジナルのガラスを入れて鮮やかに光る「万華鏡」、安産祈願を起源とし今では病気や事故が去る(猿)とも言われる縁起物の「さるぼぼ」。
飛騨高山の伝統工芸を学び、その仕組みを理解しながらそれぞれが夢中になって制作した作品は、どれも個性溢れる素敵なものとなりました。
仲間と見せ合い、お互いに完成を喜ぶ姿は、大変印象的でした。
続けて訪れたのは、白川郷。
実際に白川郷にお住いのボランティアガイドさんに、茅葺き屋根の仕組み、合掌造り集落の歴史などを丁寧に教えていただきました。
あいにくの天候でしたが、しっとりと降る秋の冷たい雨に濡れる茅葺き集落に囲まれる世界遺産散策は、静かなタイムスリップを感じられる不思議な体験となりました。
生徒からは、
「今でもこの集落に人が住んでいることが驚きです」
「放水銃を特別に間近で見ることができてよかった」
「家の中には入れなかったので、また家族と見に来たい」
などの感想がありました。
現地でしか経験できない伝統や歴史に触れさらに関心を深めた生徒が多く、初日のフィールドワークの充実ぶりが感じられました。
白川郷のあとは、石川金沢市内の宿泊地へ。
温泉で冷えた体を温めました。
さて、明日は金沢市内を舞台としたフィールドワークです。
班行動では班長が中心となり、事前に決めたルートを生徒だけで散策します。
班のメンバーとの協同性を意識して活動してくれることを期待します。
(現地レポーターより)