1学期期末試験
1学期期末試験が終わりました。
定期試験に向けて、2週間前に各教室に「試験範囲」が掲示されると、多くの生徒のスイッチが入ります。
そして、学年に応じて、PDCAノートやノルティ手帳、学習管理システムを駆使し、学習計画、実践、日々の振返り、計画の見直しを進めてきました。
試験中は、真剣そのもの。
「準備」の成果を存分に発揮しようと、すべての生徒が熱い眼差しで解答用紙にペンを走らせます。
書き上げた答案が回収されると、友人同士で正解を確認し合ったり、自身の解答が正しかったのか授業プリントを確認したりと、様々な表情が見られていました。
今回の試験前、2年生の代表生徒6名から1年生に向けて、学習方法のアドバイスが送られていました。
「学習計画を立てる際に、『予備日』を設定しておいて、計画通りに進まなかった時に、そのカバーに利用する。」
「友人に学習方法を聞いて、自分に合ったものを見つける。」
「(計画時に)決めたことを、気持ちが変わらないうちに行動に移す。」
といったものに加えて、
「覚えたことを、犬(ペット)に聞かせる。」
などユニークなアドバイスもあり、1年生は楽しみながらも真剣に聞き入っていました。
試験後の1年生の明るい表情は、先輩のアドバイスが有効に活かされたことを想像させてくれました。
自分に合った学習方法は、人それぞれであり、時期によっても変わるものです。
工夫を重ね、試行錯誤し、成功体験も失敗体験もすべてを活かしながら、定期試験のステップを積んでいきます。
定期試験や全国模試にジタバタしない6年生の姿は、この経験の現れなのでしょう。
先輩の姿をお手本に。
どの学年の生徒も、一つひとつの定期試験を大切な「経験」として、積み重ねてほしいと思います。
夏休みが近づいています。
試験の解き直し、復習も忘れずに...。