【3学年】学年行事 北陸探究研修 1日目
本校では、個人の視野を広げ、他者理解を深めるため、前期課程1年生(中学1年生)から後期課程4年生(高校1年生)にかけて、宿泊を伴う「探究フィールドワーク」を行っています。前期課程1年生では「山に挑む」として、仲間と共に共同生活を通じて自己と他者を理解し、前期課程2年生では「海に臨む」として、現地でしか学べないことを仮説を立てて学ぶ探究学習を行っています。コロナ禍で、実施できない期間を経て、今年度の前期課程3年生は、「海に臨む」国内フィールドワークを計画しました。今年度は、「北陸探究」をテーマにして、松本に続く世界的観光地である「飛騨高山」と世界遺産である「白川郷」、そして日本の文化や伝統を身近に感じ、地域の生活を感じられる「能登・輪島」を訪問します。
その1日目は、「飛騨高山~白川郷」です。日本の文化と伝統に、改めて触れる機会をもち、山間の中で、どのような生活が営まれていたのか、なぜ人気がある観光地なのか、事前の探究学習(仮説)に基づいて現地を訪れました。
現地を訪れている間、生徒達からは、「ネットではわからない実体験を得た」「人々とのふれあいで交流ができた」「訪日外国人と英語で会話した」など、本物の学びにつながったという感想が多く聞かれました。もちろん、集団行動としてのマナーやルールも意識しながら過ごしましたが、いずれも高いレベルでできていました。宿泊地である「和倉温泉郷」でのフィードバックミーテイングでは、各代表者よりポジテイブな意見が数多くでました。
楽しみながらも、目的を失わずに学んでいる生徒たちの姿は、本当に素晴らしいかったです。2日目も、秀峰生らしさを出して、有意義な国内探究になることが期待できます!(現地レポーターより)