秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

学校行事

外務省高校講座

※講座の模様は外務省のページにも掲載されております(こちら)。合わせてご覧ください(10月11日追記)。

夏期休業明けの8月29日、外務省「高校講座」を実施しました。

この講座は、"未来の日本や世界をリードする人材の育成"を掲げる「建学の精神」のもと取り組んでいるキャリア教育の一環として実施するもので、
平成26年に続き今回で2回目の開催となります。今回は4・5年生に加え、来年イギリス海外研修を実施する3年生も聴講しました。

外務省経済局政策課主査 井田 瑞 氏を講師に迎え、組織や業務、また、印象に残っているエピソードなど、大変具体的に話をしていただきました。

世界を相手に、「"外交"という場を設定する仕事」に生徒は皆興味津々。世界のトップリーダーが会する場を設定することについて、その意義ややりがいなど実感を持ってお聞きすることができました。

受講感想から、将来展望の一つに国際関係の仕事を視野に入れた生徒も多くいました。

(以下、生徒感想の一部抜粋)

・ニュースで見る会談などの裏では、大臣の読む原稿を外務省職員が考えているなど、新鮮で新しいことを知ることができ楽しかった。

・国家公務員は将来の夢の一つ。国際社会に日本はどう立ち向かっていくのか、様々な人と意見を交わし、解決に導けられる公務員になりたいと思った。

・外務省というと、外交がやりたくて入省する人が多いけれど、講師の方は環境系に興味があり、そこから繋がって今外務省にいる特殊なケースだといっていて、何がどう繋がるのかわからないというところが、とても興味深かった。

・交渉から会場準備まで外務省の仕事が多岐に渡ることが分かり驚いた。また、様々なハプニングに対し臨機応変に対応していることが印象的だった。

・安倍首相や世界各国の大統領たちと関わっているのを聞いて、とても大変そうという印象だが、とても楽しそうに仕事をしていることが伝わってきて、私も忙しくて大変でも、楽しくてやりがいを感じる仕事に就きたいと思った。部署異動が多く大変だけど、毎日新しいことに触れて学ぶことが楽しいといっていたのが一番印象に残った。

・放課後に行った座談会で、より深く講師の方のことや外務省のことを知れてとても良かった。今回の講座で、自分の夢に繋がる一つの道が開けたと思う。

・会談のセッティングやトラブル処理などの、テレビなどで報道されない仕事の話が面白かった。もっと聞きたい。

・どのような経緯で入省したかなども踏まえての講演だったので、とても面白かった。外務省に勤めているからこその話が多かったので、本当に貴重な話だと思う。

・海外に興味関心があるから外交官をしているイメージだったが、国を背負って仕事をしているのだから日本への興味関心がなければ日本について詳しく他国に説明できないということを知り、納得した。

・将来、国際機関に勤めることに以前から興味があり調べていたが、実際に国際的な場で働かれている方の話を聞く機会は少なく、今回のような様々な実体験を交えた話は、将来の夢に向う上で素晴らしい刺激になった。将来の選択肢の一つとして外務省が増えた。

・外務省の仕事に興味があって外務省に入ったのではなく、自分の好きなこと興味があることを追求した結果外務省に入ったという話が面白かった。部署異動が多い中で日々新しいことを勉強し続けるのは大変なことだと思うが、仕事に対するモチベーションや新しいことへの追究心、好奇心が糧になっているのだと思う。自分も好きなことを追求していくことで、今は想像もできないような仕事に出会えるのではと思う。これからも好きなことを続けようというモチベーションに繋がった。

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