秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

学校行事

【1学年】秀峰アドベンチャー vol.1

1学年の「山」に挑むFW、「秀峰アドベンチャー」が始まりました。

 

梅雨の雨雲を吹き飛ばし、暑いくらいの陽射しとなりましたが、白馬の風の心地良さを感じるベストコンディション。

白馬EX Adventureの元気なインストラクターの皆さんともすぐに仲良くなり、白馬岩岳の麓に明るい歓声が響き渡りました。

 

プログラムは大きく2つ、High ElementとLow Element。

 

「1歩を踏み出す勇気」を持って挑むHigh Elementでは、高さ10メートルほどでの空中散歩を楽しみます。

ハーネスを付け一人ひとり順番にコースに入るため、自分の力で進むしかありません。

1歩を踏み出せず困っていると、先を行く仲間からスッと差し出される手。

その手に導かれてクリアした後に、今度は自分から後ろを来る仲間に差し出す手。

「気持ち」の連鎖に、15期生の絆が感じられます。

もうダメかな、難しいかな、と思ってからの「力強い大きな1歩」は、今後、様々な困難を乗り越えていく彼らの確かな励みになることでしょう。

 

初めは恐るおそる踏み出していた1歩が、コースの終わりでは自信を持って踏み出す1歩に変わり、どの生徒も達成感に満ちた表情でゴールしてきました。

そして、ミッションをクリアするたびに、ハイタッチを交わし合う姿も大変印象的でした。

 

 

お昼ごはんを食べ、エネルギーをチャージした後は、Low Element。

様々な課題にグループで取り組みながら、①コミュニケーションを大切にする「話(ワ)」、②相手を思いやり助け合いの気持ちを持つ「和(ワ)」、③チームの信頼度と団結力を高める「輪(ワ)」、の「3つのワ」を確かめ合います。

知恵を合わせ、力を合わせ、心を合わせ、課題を解決していく。

仮説を立てて実験・検証を重ね、さらなる仮説へ進んでいく。

白馬の大自然に包まれて、まさに「探究フィールドワーク」が繰り広げられました。

「チャレンジ!チャレンジ!」と声をかけ合う様子は、お互いを励まし高め合う、クラスの「ワ」を感じる1シーンでした。

 

「いつも」のメンバーの中で、お互いを再認識し絆を深める。

「新しい」メンバーとも打ち解け、自分の安心できる場所が増えていく。

秀峰入学から3ヶ月で築いてきたクラス・学年の「ワ」を、より強く、より深いものにする、貴重な1日となりました。

 

 

一人ひとりの可能性を信じることの大切さを、改めて強く感じた現地リポーターが、お届けしました。

教育拡充募金のお願い