2024年度のおわりに
「学校長表彰」と「3学期終業式」を行いました。
学校長表彰は、本校の教育目標の1つ「特性・個性・才能の発見と育成」を目指し、校内活動や課題活動において特に目覚ましい活躍をした生徒たちを称え、表彰するものです。
そして、友人や先輩後輩の活躍・努力に触れることで、自身の特性・個性・才能を磨き、それぞれの将来展望に繋がる取り組みにより一層主体的にチャレンジして欲しい、という願いが込められています。
今年度も秀峰生の活躍は多岐に渡り、学年主任からの紹介コメントに全校生徒が驚き、どよめく場面もありました。
表彰され壇上に並ぶ生徒たちの姿も堂々たるもので、自信と達成感を感じ取ることができました。
最後には「2024年度学校長表彰最優秀賞」が発表されました。
生徒会、行事運営、校内での自主活動、課外活動、コンテストなど、表彰された生徒の活躍は全校生徒が認めるところ。
見事なリーダーシップと強い責任感が、高く評価された受賞となりました。
「秀峰のリーダー」の受賞に、会場からは割れんばかりの大きな拍手が送られました。
今年度最後の終業式では、宗像学校長から秀峰生へ、力強く、温かい言葉が送られました。
「目的意識をもって行動し、それを社会貢献へとつなげよう。現状維持は退化と同じ。成長し続けるためには、自ら『挑戦』しなければならない。人生において選択肢があるとき、安易な道ではなく、あえて難しい道『狭い門』を選ぼう。狭い門を進むことは、自らの『決意』の表れ。その選択は、きっと将来の自分を大きく成長させることにつながる。」
生徒たちは真剣な表情で話を聞き、宗像学校長の言葉をしっかりと心に響かせ、受け止めている様子でした。
また、外部団体等における課外活動で優れた成果を収めた生徒の表彰も行いました。
英検1級合格、北信越大会優勝、日経STOCKリーグ高校部門優秀賞(高校部門全国1位)など、高いレベルで活躍した生徒たちの努力が称えられました。
生徒代表の言葉は2年生代表生徒から。
「文化祭で、クラス代表として全体をまとめることの難しさを痛感したが、仲間や先生と協力し試行錯誤を重ねたことで、自分自身も大きく成長できたと感じている。最後にはクラス企画が大成功し本当に嬉しかった。部活動でも大事な部分を任されることが増え、やりがいを感じた。来年度はさらに後輩も増え、前期課程の最上級生に。今まで以上に自身の行動に責任を持ち、後輩の手本となれるよう努力していきたい。」
大きな節目となる年度末。
新年度への大きな期待とともにステージが1つ上がる決意や覚悟を、それぞれの生徒が感じることができたのではないでしょうか。
そして離任式。
年度末をもって、ご退職・ご異動される先生方とのお別れとなりました。
お世話になった先生方から秀峰生への温かい言葉に、生徒たちの胸はいっぱいに...。
涙する生徒の姿もあり、先生方と過ごした日々の大切さ、先生方との絆の強さが改めて感じられる時間となりました。
先生方からの激励の言葉を胸に。自分たちの「松本秀峰」をデザインし、彩っていけるように。
新年度の力強い一歩に繋げて欲しいと思います。
2024年度の締めくくりです。
宗像学校長からの「狭い門を選ぶ勇気」を持ち、すべての秀峰生が、それぞれの夢に向かって一歩ずつ進んでいくことを願っています。
大きく広がる「セカイ」に向けて、新たな挑戦と成長の新年度となりますように。