秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

学校行事

未来は自分たちでつくるもの~平成29年度前期課程修了式・秀峰立志式~

3月15日(木)、まつもと市民芸術館にて「前期課程修了式」と「秀峰立志式」が挙行されました。

「前期課程修了式」は、第3学年の生徒を対象に、中学校課程の学業の修了の節目を期して行われます。

式典では厳かな雰囲気のなか、第6期生79名の名前が読み上げられ、学校長からそれぞれの生徒に修了証書が手渡されました。
学校長は修了する生徒たちへの式辞として、「己に打ち勝つことは困難なことであるが、最も偉大な勝利である」という古代ギリシアの哲学者の言葉を最後に贈りました。
これに対して修了生の代表生徒からは、これまでの3年間の日々への感謝の言葉が述べられました。さらに2020年度の大学入試改革初年度に大学入試に挑む学年であることを踏まえて、後期課程での学習へ向けた強い意志が述べられました。

「秀峰立志式」では、修了式を終えたばかりの第3学年の生徒たちが、4月から始まる後期課程に向けたそれぞれの思いを、生徒たちの自主的な舞台演出によって中学生らしく明るく華やかに表現します。

昨年度に引き続き、プログラム、音響、舞台設営、ナレーション、スクリーンに映し出される動画やスライドなど、式典にかかわる多くの演出を生徒みずからが担当し、式典を盛り上げました。

恒例のプログラムとなっている「決意表明」では、それぞれの生徒が自身の未来への希望を習字で表現した半切を持ち、後期課程に向けた思いを壇上で堂々と宣言しました。1組から2組の決意表明に移る途中では、修了生有志によるダンスが披露され、生徒たちの未来に向けた意志を力強く表現しました。つづく学年合唱では、合唱曲として「虹」が披露されました。間奏の際、入学当初から現在に至る学校生活での様々な場面の写真がスクリーンに映し出されると、会場は温かな雰囲気に包まれました。

最後に、修了生の先輩にあたる後期課程の代表生徒から、修了生に向けて激励の言葉が贈られました。代表生徒からは、修了生が後期課程に進んで間もなく迎えることになるイギリス海外研修に向けた準備の大切さなどが述べられました。
式典の終了後、修了生は式典に来訪した他学年の生徒や保護者を出口へ最後まで送りだし、充実のままに式典は幕を閉じました。

修了式と立志式を通して、修了生は終始落ち着き払い、自信に充ちた表情を浮かべており、確かな成長を感じることができた式典となりました。修了生の後期課程でのさらなる飛躍を期待しています。

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