秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

授業実践

校長先生による第2回地学講座―過去を知る手がかり

10月の地震に関する講座に続き、1年生の理科では校長先生による特別授業が行われました。
今回のテーマは「化石」。校長先生が所有されているものに加え、大町山岳博物館よりたくさんの化石や岩石の標本をお借りし、教室に並べられました。

まずはそれらの観察です。実際に触れてその重みや手触りを感じながら、生徒たちはそれぞれお気に入りの化石を探していました。気になったものがあると「これは何の化石ですか。」と活発に校長先生に質問をしていました。生徒たちにいちばん人気だったのは、きれいに磨かれたアンモナイトの化石でした。

その後の講義で、アンモナイトや恐竜、三葉虫などは、生きていた時代を特定できる「示準化石」ということを学びました。また、地球の歴史はまだわからないことが多く、私たちはそのほんの一部を学んでいるに過ぎないというお話がありました。日進月歩で研究が進んでいく科学研究では、未知のことを探求し続けていく力が必要になります。生徒たちの中から、新たな発見をする研究者が誕生するかもしれませんね。

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