広島平和記念式典派遣の報告がありました
8月5日、6日に広島へ訪問した生徒2名が全校集会でその内容を発表しました。
「平和とは当たり前に生きること、そして当たり前のように明日がくること」――これは参加生徒2名が被爆体験者の方のお話をお聞きし、広島平和祈念公園、資料館を見学、そして記念式典を経て感じたことだそうです。このような恐ろしい思いを二度と誰もしてはならない、誰にもさせてはならないという2人の強い思いが全校生徒に響きました。戦後73年の中、被爆体験者の方は徐々に少なくなってきています。そんな状況の中、実際に広島を訪問し、感じてきたことを伝えることは大変意味のあることであり、2人は使命感にも似た気持ちをもって式典に望んでいたようです。
今回西日本豪雨災害により、広島を含む中国・四国地方が大きな影響を受けたため、当初の予定よりも短い派遣期間とはなりましたが、受け入れの態勢を整えて派遣事業を継続してくれたことに参加生徒2名は大変感謝していました。今の日常も当たり前ではない、それだからこそすべてに感謝し、どんなことにも一生懸命取り組むことは大切なのだと改めて感じました。
発表内容もさることながら、原稿を見ることなく、堂々と発表できたことが非常によかった点でした。後輩にもよい刺激となりました。