医学進学プロジェクト 第3回講演会「医師を目指す君たちへ」
12月5日(水)、第3回医学進学プロジェクト特別講演会が開催されました。
今回の講師は松本協立病院より、光武鮎医師にお越しいただきました。
講演では、患者さんの立場になって考えることの大切さについてのお話がありました。医学的な正しさを患者さんにつきつけることよりも、患者さん自身の生活に目を向け、主体的に考えて接すると、快方に向かうことが多いとおっしゃっていました。
また、BPSモデル(生物心理社会モデル)を用いて、具体的な事例について考える機会がありました。4人1組のグループをつくって話し合うと、自分ひとりでは考えもつかなかったアイデアが浮かびます。チーム医療の大切さを実感できた瞬間でした。
先生は学生のころ、仲間に恵まれ、ディスカッションするなかで研鑽してきたといいます。今日講演会に参加した生徒たちも志を同じくする仲間です。同じ志をもつものが集まるだけで、ディスカッションも深まります。この環境を大切にして、それぞれの能力を伸ばし、互いに高めあってほしいと思います。